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沖縄米軍基地辺野古移設問題 オプエドで波頭亮さんが問題の本質を問う

沖縄県の米軍普天間基地の辺野古への移設問題について、菅官房長官は昨日の会見で「政府としては沖縄の方々の声に耳を傾け、沖縄の負担軽減のためにやれることは全てやる」と述べ、沖縄の負担を減らすための措置であることを強調した。

 

この問題について昨日の「ニューズ・オプエド」に出演した経営コンサルタントの波頭亮さんは、「沖縄の民意は反対なのに、国家マターだから地域住民の声は知ったことではないというのは、民主主義の根幹としてありえない。議論を拒否していることは民主主義の危機」と述べて政府の対応を批判した。

 

また、国と県の攻防については、「どちらも手続き論で争ってしまっている。民意と民主主義及びこれからの国政の方向という形で本質的な議論をしないといけない」として議論のなされ方についても疑問を呈した。

 

〈写真:「ニューズ・オプエド」3月31日放送より〉