原子力規制委員会 日本原電敦賀原発2号機に「活断層の可能性」と改めて評価
原子力規制委員会の専門家による有識者会合は昨日、日本原電・敦賀原発の敷地内に活断層があるとした２年前の見解は変わらないとする評価書を、規制委員会に報告した。
活断層は敦賀原発2号機の真下を通っていますが、日本原電は「活断層はない」と主張し、今回追加の調査と検討をおこなった。
規制委員会の田中俊一委員長は、「今後、日本原電から新たなデータを基に申請があれば規制委員会として審査する」と述べた。
これに対し、日本原電は原子力規制委員会が一方的に見解を示したとして、「当社との間の科学的、技術的議論を避けるような今回の行為は、公権力を行使する規制当局としてあるまじき行為だ」と24日付けで抗議文を送っている。
〈写真：日本原電ホームページより〉
