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チュニジア無差別テロ事件の背景を畑中美樹さんがオプエドで語る

昨日のニューズ・オプエドに中東情勢に詳しい国際開発センターの畑中美樹さんが出演し、チュニジアで発生した無差別テロの背景について解説した。

 

畑中さんはチュニジアの治安が急速に悪化した原因として、2011年の「アラブの春」によって独裁政権が倒れ、民主化したことを挙げ、「軍と警察が弱体化した。一つの方向に向かっていけば良かったが、日本のように国民国家意識が育っていないため分裂し、それぞれが相争っている」と述べた。

 

また、チュニジアが観光立国であることから「今回のテロで観光客が敬遠するようになり、チュニジアにとっては大きな痛手となる。まさにそこが襲撃犯の狙いだったのだろう」と指摘した。