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春闘、大手企業の一斉回答で高水準のベア回答が相次ぐ

 各社報道によると、春闘は18日に大手企業が一斉に回答を行い、自動車や電機などの製造業を中心に経営側から過去最高となる回答が相次いで示されている。

 

 トヨタ自動車は平均で月4000円、日産自動車は月5000円、パナソニックや富士通では3000円と回答が出るなど、円安で輸出が伸びた大企業は好調な業績を受け高水準のベースアップを実施した。

 

 連合の古賀伸明会長は1月にインターネット報道番組「ニューズ・オプエド」に出演した際、「最低でも2%のベアを求める」と述べていた。

 

 安倍首相はこれまで給与所得が上がっていないとの批判に対して、「賃上げのチャンスは年に一度の春闘しかない」として企業側に賃上げを要請しており、菅官房長官は18日の会見で「政府が介入してよいのかという思いもあったが、政労使会議で合意していたので、それが実現したのは良かった」と述べている。

 

(文と写真:DAILY NOBORDER編集部)

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