上杉隆氏勝訴 「盗用疑惑」は事実無根との司法判断
ジャーナリストの上杉隆氏が評論家の池田信夫氏の書いた記事で名誉を毀損されたとして池田氏に記事の削除などを求めていた訴訟で、東京地裁は16日、上杉氏の訴えを全面的に認め池田氏に対して該当する記事の削除を命じた。
この判決について、自由報道協会の山口一臣理事はツイッターで「この裁判でもっとも重要な争点だった上杉さんの『盗用疑惑』はまったく根拠がない判断でした」と、要点を解説。本訴と反訴を混同して『双方に賠償命令』と報じた産経新聞の記事を「ミスリードだ」と指摘している。
なお、この件については18日夜に行われる自由報道協会のトークライブでもテーマに取り上げられるという。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「ニューズ・オプエド」(3月16日放送分)より