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沖縄防衛局、辺野古沿岸部での掘削調査を再開

 12日午前、防衛省沖縄防衛局は昨年9月に中断していたアメリカ軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古沿岸部での海底ボーリング調査を再開した。

 

 今回の調査再開は沖縄県知事選や衆院選などで辺野古移設反対の意思を明確に示していた民意に反するもので、政府は新たに就任した翁長雄志沖縄県知事との面会に応じないままで調査を再開したことになる。

 

 これを受けて、翁長知事は「大変遺憾だ。あらゆる手法を駆使し、基地を作らせないという公約の実現に向けて取り組む」と述べている。

 

 菅官房長官は「粛々と淡々と進めていくことに変わりはない。これは当然のこと」と述べ、翁長知事からの要請には応じない考えを示している。

 

(文と写真:DAILY NOBORDER編集部)