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映画「小さき声のカノン」の鎌仲ひとみ監督、被曝対策の重要性語る

 映画監督の鎌仲ひとみさんは12日、インターネット報道番組「ニューズ・オプエド」に出演し、7日から公開が始まった最新作「小さき声のカノン」を制作した意図について、「今回の福島原発事故と同じような事故はチェルノブイリしかない。同じ種類の放射性物質が出ているので、同じような影響が出ると考えた。25年前に被曝したベラルーシがどうやって子供を守ったかという視点で、福島とベラルーシを見ていった」と語った。

 

 映画は、福島で放射能に対する情報が錯乱する中、この4年間で成長していく母親たちの姿を追いかけるとともに、ベラルーシで被曝した子供に対して定期的に保養期間を設けるなど、被曝対策が徹底されている事例を紹介している。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:「ニューズ・オプエド」より