東日本大震災から4年 復興には課題が山積
3月11日、東日本大震災が起きて4年目をむかえた。
警察庁が10日までにまとめた被害状況は、死者が15,891人、行方不明者2,584人で、建物は約12万8000棟が全壊、27万6000棟が半壊した。
復興庁が2月にまとめた公共インフラの復興状況によると、河川や学校などはおおむね復旧した一方で、復興住宅は約3万戸の建設計画に対してわずか16%、海岸対策もわずか2割しか完了していないなど、復旧が遅れている。
また、東京電力福島第一原発事故も収束の気配を見せておらず、被災地の復興には課題が山積している。
11日は国立劇場で天皇皇后両陛下御臨席のもと、政府主催の追悼式が行われるほか、全国各地で追悼集会が開かれている。
(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by Mass Communication Specialist 3rd Class Dylan McCord [Public domain], via Wikimedia Commons