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東電福島第一原発で保管していた汚染雨水747トンが漏水

 東京電力は10日、福島第一原発で汚染された雨水747トンがタンクエリアの外に漏れ、地面に浸透したと発表した。

 

 汚染水が漏れたのは汚染水を保管する「H4エリア」と呼ばれる場所で、複数カ所の雨水の水位が低下していたことから漏水に気づいたという。

 

 漏水した雨水からは、ベータ線を放つ放射線物質が1リットルあたりで最大8300ベクレルが検出されている。

 

 東京電力は「海への流出はないものと判断している」と説明している。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:「東京電力HP」より