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独・メルケル首相来日 「福島の事故受けて脱原発決めた」とビデオ声明

 ドイツのメルケル首相が9日、7年ぶりに来日した。10日までの日程で、天皇陛下が引見するほか、安倍首相とも首脳会談を行う。

 

 3.11の直前に来日したメルケル首相は、7日に政府ホームページ上で「福島の原発事故を受けてドイツは脱原発を決めた。日本も同じ道を歩むべきだ」などと語るビデオメッセージを公開している。

 

 ドイツは2022年までにすべての原発を停止する計画で、メルケル首相は「安全が最優先だということだ」と述べるなど、原発の再稼働を進める日本政府との認識の違いが顕著となっている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by א (Aleph) (投稿者自身による作品) [CC BY-SA 2.5 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5)], via Wikimedia Commons