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駐韓アメリカ大使が襲撃され流血

 朝鮮日報などによると、5日午前7時40分ごろ、アメリカのリッパート駐韓大使がソウル市内の講演会会場で、凶器を持った50代の韓国人男性に顔や手首を切りつけられ、病院に搬送される事件が発生した。

 

 その場で警察に取り押さえられた犯人の男は「今日はテロをした」と述べている。

 

 男は、5年前に当時の日本の駐韓大使を襲撃して実刑判決を受けていた人物と同一犯で、南北朝鮮の統一を訴えていたという。

 

 事件を受けて、オバマ大統領は大使に見舞いの電話をかけている。

 

 一方、韓国政府は「衝撃を禁じえず、非常に遺憾に思う。特に韓国の最も重要な同盟国であるアメリカの大使に強行されたことを深刻に受け止めている」と、遺憾の意を表明している。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by Meniscus (投稿者自身による作品) [CC0], via Wikimedia Commons