閣僚の違法献金疑惑の連鎖止まらず
広告代理店「電通」など国から補助金を受けることが決まっていた企業少なくとも3社から、計72万円の献金を受けていたことが明らかになった安倍晋三首相は、3日の衆議院予算委員会で「知りえない寄付というのはある」として、違法性はないとの認識を示した。
さらに甘利明経済再生担当大臣や林芳正農林水産大臣も、自身が代表を務める政党支部が国から補助金を受けた企業から1年以内に政治献金を受けていたことが分かった。
また、同様の疑惑で国会で追及されていた上川陽子法務大臣は、全額を返納したことを明らかにしている。
一方、暴力団と関係のある男性から献金を受けていたことを追及され、「事実誤認だ」と強調していた下村博文文部科学大臣は、3日の国会で「10万円の寄付を受けていた」と述べ、一転して事実を認めている。
（DAILY NOBORDER編集部）
写真：「首相官邸HP」より
