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常磐道が全線開通

 東日本大震災および東京電力福島第一原発の事故により通行止めとなっていた常磐自動車道の常磐富岡と浪江IC(インターチェンジ)間の約14.3キロが、1日午後3時に開通した。

 

 これで常磐道は全線が開通となり、東北太平洋沿岸地域と首都圏の交通が大幅に向上する。一方、政府の発表によると、常磐道の広野IC~南相馬IC間での空間線量は最大4.8マイクロシーベルトで、除染が十分でないとの批判も出ている。

 

 開通式に出席した安倍首相は、「遅れていた福島の復興も、新たなステージに入りつつあるということを実感いたしました」とコメントしている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:「首相官邸HP」より