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下村文科大臣に政治資金スキャンダル 安倍政権、官邸崩壊再現か?

 26日発売の週刊文春が下村博文文部科学大臣の政治資金スキャンダルをスクープし、永田町に激震が走っている。

 

 週刊文春によると、下村大臣の後援会組織「博友会」は全国に11の組織があるが、下村大臣は東京組織以外は政治団体として届け出ておらず、政治資金報告書も提出していなかった。

 

 下村大臣の事務所はあくまで任意の団体であると主張しているが、記事では講演料や年会費として集められた多額の資金が「裏金」として渡っていたとして、「任意団体を装った政治団体だ」と断じている。

 

 また、週刊文春では下村大臣が暴力団と関わりのある人物から資金供与を受けるなど、多くの違法献金がなされていたことを報じており、26日の国会でも厳しい追及を受けている。

 

 西川前農水大臣が政治資金をめぐる疑惑で辞職したばかりの安倍政権は、再び大きな火種を抱えることになった。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:「ニューズ・オプエド」より