「安倍談話」検討の有識者懇談会が第１回会合 首相は未来志向を強調
戦後70年にあわせて安倍首相が発表する「安倍談話」を検討する有識者懇談会の第１回会合が25日に行われた。
安倍首相は冒頭、「未来の土台は過去と断絶したものではあり得ません。先の大戦への反省、戦後70年の平和国家としての歩み、そしてその上に、これからの80年、90年、100年があります」と述べるなど、過去を踏まえたうえで、どのような未来を築いていくかに重点を置く考えを示した。
「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」と銘打った会議は、日本郵政の西室泰三社長が座長を務める。今後は月１回程度の会合を行い、夏ごろに議論をまとめて政府に報告する予定で、それを踏まえて安倍首相が談話を作成する方針となっている。
（DAILY NOBORDER編集部）
写真：「首相官邸HP」より
