中間貯蔵施設への搬入を正式容認へ
福島県の内堀知事と中間貯蔵施設が建設される双葉町と大熊町の町長は、25日に望月環境大臣らと会談し、東京電力福島第一原発の事故で発生した汚染された土などの搬入を正式に認めた。
これにより、今後30年間にわたって廃棄物が保管されることになる。
また、搬入開始の時期について政府は3月11日を予定していたが、町長らは「3月11日は鎮魂の日であり、落ち着いた気持ちで迎えたい」として、3月12日以降の開始を求めている。
中間貯蔵施設への搬入をめぐっては、2000人以上とされる地権者との交渉や搬入ルートの問題などが残されている。
なお、安倍首相は28日、26日に来日するイギリスのウィリアム王子と福島を訪問する予定だ。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「環境省HP」より