群馬県公立校教諭が一方的な事実誤認報道に困惑
群馬県の公立中学校の教師がツイッターでダーイシュに言及した投稿をしていたことに対し、教育委員会から「誤解を招く恐れがある」として注意を受けているとした記事が、地元紙の上毛新聞に17日付けで、夕刊フジでは19日付けで掲載された。
この男性教諭は実名で投稿していて、ダーイシュについて「残虐な行為だけではなく、実効支配地域ではかなり現実的な統治を行っています」などとする投稿を続けていた。
ノーボーダーがこの男性教諭に取材したところ、「テロに対して戦うだけでは問題は解決しない。なぜ彼らがそのような行為をしているのか、その背景を理解することが大切だ。決して彼らを擁護した事実はない」と説明した。
また、「教育委員会から注意を受けた」という事実はないことに加えて、今回記事が掲載された両紙からは一切取材がなかったことも明らかにしている。
(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by ウィリアムズ (投稿者自身による作品) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons