戦後70年談話の検討会議、座長に西室日本郵政社長
菅義偉官房長官は19日、安倍首相が8月に出す予定の「戦後70年談話」を検討する諮問機関「21世紀構想懇談会」のメンバー16人を発表した。
座長には日本郵政の西室泰三社長、座長代理には昨年の集団的自衛権の解釈変更を決めた有識者会議でも座長代理を務めていた国際大学の北岡伸一学長が就任。
このほか、外交評論家の岡本行夫氏や国際政治学者の中西輝政氏など、安倍首相のブレーンが名を連ねている。
菅官房長官は「有識者会議の目的は談話を作ることではなく、政府が検討するにあたって様々な意見を出してもらうことだ」としたうえで、「世界に発信できるものを英知を結集して考える」と述べている。
有識者会議は25日に第1回の会合を開催し、夏までに議論をまとめて首相に報告する予定だとしている。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「首相官邸HP」より