安倍首相、目に余るヤジ連発で議長から注意受ける
19日の衆議院予算委員会で安倍晋三首相は、民主党の玉木雄一郎議員が西川農林大臣の献金問題を追及している時に「日教組! 日教組!」と関係のないヤジを何度も飛ばし、玉木議員が抗議すると「日教組はどうする!」などとさらにヤジを加え、議長から「総理も静かに」と注意される一幕があった。
玉木議員はブログで「与野党の枠を超えて政治の信頼をいかに確保するのかを議論しているときに、関係のないヤジを飛ばす総理の態度は残念なものでした。驕りが出てきているのではないでしょうか」と述べている。
安倍首相は12日の施政方針演説の冒頭で岩倉具視の言葉を引用して「戦後以来の大改革」を行うと宣言したが、16日の代表質問では民主党・岡田代表の質問中に答弁の練習をしている様子が映されて話題となるなど、国会を軽視した態度が問題視されている。
(DAILY NOBORDER編集部)
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