NHK籾井会長、民主党会合に出席 弁明も強い反発招く
NHKの籾井勝人会長は18日、中期経営計画の方針説明のために民主党の会合に出席した。
会合では籾井会長に対して質問が集中。会長が政府の方針に沿った報道を行うかのような発言をしたことについて、「言葉が不十分で誤解を招いた」と弁明したが、発言の撤回はしなかった。
また、会長就任時に理事全員から辞表を提出させていたことについて「一般社会ではよくあること」と述べたが、それに対して民主党議員から「よくあることではない」と突っ込まれると「皆無ではないが、ある」と返答。さらに追及を受けると激高し、「言葉尻だ」「くだらん」などとコメントした。
枝野幹事長は、「会長はNHKを政府の報道機関と勘違いしているのではないか。視聴者の皆さんこそがNHKのいわば持ち主であって、政府ではない」「公共放送のトップという以前に、報道機関のトップとしていかがなものか」と述べ、会長としての資質に疑問を呈した。
（DAILY NOBORDER編集部）
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