橋下大阪市長、週刊朝日と和解成立
週刊朝日に掲載された自身の出自に関する記事で名誉を傷つけられたとして、大阪市の橋下徹市長が週刊朝日の出版元である朝日新聞出版社と、記事を執筆したノンフィクション作家の佐野眞一氏に対し損害賠償を求めていた訴訟は18日、大阪地裁で和解した。
和解内容は、朝日新聞出版と佐野氏が橋下氏に対して和解金を支払うことと、お詫び文を渡すことで、金額については公表されていない。
週刊朝日は2012年10月に「ハシシタ 奴の本性」というタイトルで、橋下氏の出自と同和部落の問題を絡めた内容の連載を始めたが、橋下氏の抗議により連載は1回で打ち切られ、社長が引責辞任していた。
橋下氏はこの他にも新潮社や文藝春秋に対する訴訟で係争中だ。
(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by 雪融 (投稿者自身による作品) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons