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エジプト軍、リビア北東のダーイシュを空爆

 エジプト軍は16日、リビアで人質となっていたキリスト教徒のエジプト人21人がイスラム過激派組織「ダーイシュ」に殺害されたことへの報復として、空爆を行ったと発表した。

 

 ダーイシュは15日、人質にしていたエジプト人を殺害する映像をインターネット上で公開していた。

 

 空爆されたのはリビア北東部のダルナで、エジプト軍によるとダーイシュの訓練施設や武器倉庫を標的としており、16日にはリビア軍も空爆に加わっている。

 

 イギリスの新聞「ザ・ガーディアン」は、この空爆で幹部3人を含む64人のダーイシュの兵士が死亡したと報じ、中東メディアのアルジャジーラは、少なくとも3人の子どもを含む7人の市民が犠牲になったと報じている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by Gigi Ibrahim from Cairo, Egypt (Military Police  Uploaded by The Egyptian Liberal) [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons