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安倍首相が施政方針演説「戦後以来の大改革」

 安倍晋三首相は12日の衆議院本会議で施政方針演説を行った。

 

 安倍首相は農業改革や法人税の引き下げ、電力システムなどをあげ、「改革」という言葉を繰り返し、「『戦後以来の大改革』に力強く踏み出そうではありませんか」と訴えた。

 

 外交については、「本年こそ『積極的平和主義』の旗を一層高く掲げ、戦後70年にふさわしい年にする」「地球儀を俯瞰する積極的な外交を展開する。その基軸は日米同盟だ」と述べるなど、従来どおりのフレーズを用いて「切れ目のない安全保障」の整備を進めることを明言した。

 

 この演説に対し、民主党の岡田克也代表は「中身がよくわからない、言葉が踊る演説だった」、長妻昭代表代行は「格差への言及がまったくなくてびっくりした」と述べて反発している。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:「首相官邸」HPより