菅官房長官、ヨルダンへの協力要請を強調【日本人人質事件】
「イスラム国」を名乗る過激派集団が後藤健二さんを解放する要件としてヨルダンに収監されている女性死刑囚の解放を求めている件で、菅官房長官は27日朝の会見で「ヨルダンをはじめ関係各国、部族長や宗教団体、ありとあらゆる方に協力を要請している」と話した。
ただ、ヨルダンは「イスラム国」に自国のパイロットを拘束されていて、ヨルダン・タイムズによるとアブドラ国王は25日「パイロットの解放が最優先だ」と話しているという。
また、ヨルダン・タイムズなどの報道では、「イスラム国」は女性死刑囚とは別に男性死刑囚の解放も求めていると報じていることについて、菅官房長官は「承知していない」と答えるにとどまった。
（DAILY NOBORDER編集部）
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