菅官房長官、辺野古埋め立て工事の強行を改めて明言
菅官房長官は26日午後の会見で、沖縄県普天間飛行場の辺野古への移設計画を強行する考えを示した。
「辺野古移設の埋め立てについては当時の仲井眞知事に承認を受けたものであり、法治国家として既に判断がついているという認識を持っている。安全に留保しながら一つ一つ進めて行く考えに変わりはない」と述べ、沖縄からの着工中止の要請には応じない考えを示している。
一方、沖縄県の翁長雄志知事は、辺野古の埋め立て承認の経緯に瑕疵があったかどうかを検証する第三者委員会を設置し、仲井眞前知事による決定プロセスを検証することを決めている。
辺野古への移設工事は今月に入り強行され、反対する市民らと地元警察が衝突する事態になっていた。
この反対抗議活動には山本太郎参議院議員が参加し、現場からの生中継をして話題となったが、その山本議員は30日のインターネット報道番組「ニューズ・オプエド」に出演し、現場での様子を伝える予定でいるという。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「政府インターネットテレビ」より