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民主党・川内元衆議院議員、官邸の危機管理能力を疑問視【日本人人質事件】

 民主党の川内博史元衆議院議員が26日のインターネット報道番組「ニューズ・オプエド」に出演し、いわゆるイスラム国による誘拐事件に対する安倍首相の対応を改めて問題視した。

 

 川内氏は24日、「イスラム国が湯川氏、後藤氏を人質にしていたことを、安倍総理は知らなかったことにしようと、官邸と外務省は画策しているそうだ」などと記したツイートをし、2,200件以上もリツイートされていた。このことについては「安倍総理は『イスラム国を徹底的に壊滅するための空爆を支持する』などと、イスラム国を敵視する発言を繰り返していた。湯川さん後藤さんが拘束されて以降もそうした発言をしていたので、拘束の事実を知っていたかどうかは大きな問題だ」と述べた。

 

 一方で、ニューズ・オプエドの上杉隆アンカーは、「もし国家のトップが知らなかったとしたら、そちらの方が問題だ。知っていて対応を間違えることはあっても、知らないとなると統治力がないということを認めることになる」という見解を述べた。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:「ニューズ・オプエド」より