イスラム国による日本人拘束事件、身代金支払い期限迫る【日本人人質事件】
ジャーナリストの後藤健二さんと湯川遥菜さんの2人がイスラム国に拘束され、72時間以内に2億ドルの身代金を支払わなければ殺害すると予告されている事件は、日本時間の23日午後3時前に期限を迎える。
菅官房長官は閣議後の会見で「政府一丸となって、引き続き情報収集に務めながら全力で取り組んでいる。極めて厳しい状況の中だが、政府としては最大の努力をしていきたい」と述べた。
身代金を支払うことに対しては国際的に批判が強く、これまで人質解放のために身代金を支払ったとされるフランスやドイツなども公式には支払いを認めていない。
身代金の支払い期限が迫る中、政府がどこまで交渉できるのか、予断を許さない状況が続いている。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:YOUTUBEより