アメリカ一般教書演説、中間層の拡大へ格差是正目指す
アメリカのオバマ大統領は日本時間21日午前、上下両院合同会議で一般教書演説を行った。
オバマ大統領はアメリカ経済が堅調であることを強調したうえで、中間層を拡大させるべく格差是正に向けて取り組むことを表明した。
具体的には富裕層への課税を強化する一方で、コミュニティーカレッジの授業料無償化や子育て世代への優遇税制を設ける方針などを掲げている。
こうしたリベラルな経済政策に対しては、上院下院ともに過半数を占めている共和党からは強い反発が出ている。
また、イスラム国に対しては軍事力を含めてアメリカの指導力が勢力拡大を食い止めているとして、時間はかかるが最終的に撲滅する考えを示している。
(DAILY NOBORDER編集部)
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