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原子力規制委員会、福島第一原発の汚染水海洋放出計画を明示

 原子力規制委員会は21日、東京電力福島第一原発に溜まっている放射能汚染水について、2017年以降、放射性物質の浄化処理後に海洋放出する計画を承認した。

 

 東京電力では海洋放出についてまだ判断されておらず、また地元自治体や漁業関係者からも強い反対があるなかで、規制委員会が率先して判断したことには疑問の声が上がっている。

 

 基準を大きく上回るトリチウムを含んだ汚染水を放出することについて問われると、原子力規制委員会の田中俊一委員長は「年間排出目標は事業者が決めただけで施設によって違う。1Fの10倍以上出すところも世界中にある。安全上の問題ではなく、風評被害の問題だ。安全上は問題ないという判断をしている」と述べている。

 

 また、東電に対しては「覚悟を持っていない」と発言し、東電のトップがもっと覚悟を持って諸問題に取り組むべきだとの認識を示した。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by Rs1421 (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons