シャルリー・エブド最新号の風刺画への抗議、世界各地に広がる
フランスの新聞社「シャルリー・エブド」が襲撃されたことを受け、「表現の自由」の観点からヨーロッパ各地で抗議のデモや集会が行われた。そして、事件後初の発行となった14日号は大幅な増刷が続き、約700万部が発行されている。
一方、AFP通信などの報道によると、14日号の表紙がイスラム教の預言者ムハンマドが「私はシャルリー」と書かれた紙を持つという風刺画だったことに対して、世界各地で抗議が行われている。
人口の大半がイスラム教徒であるロシア南部のチェチェン共和国では19日、政府主催の抗議集会が開かれ80万人以上が参加した。
アフリカや中東でも抗議の声が強まっており、宗教と「表現の自由」との間で対立が深まるかたちになっている。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「CARLIE HEBDO Official site」より