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東京電力福島第一原発事故に対する集団告訴団が第二次告訴

 福島第一原発事故の責任をめぐり、当時の東電役員や政府関係者、学者らを公害罪および業務上過失致死傷罪で告訴・告発した福島原発告訴団は13日、新たに第二次告訴・告発を行った。

 

 今回対象としたのは、当時東電で福島第一原発の津波対策の検討実施に当たっていた3名や政府の保安員など9名で、大規模な震災による巨大津波を想定した安全対策を事前に行う立場にありながら、義務を怠り甚大な被害をもたらした責任を追及している。

 

 これに先立って行っている訴訟では、当時の勝俣会長ら役員32名を公害罪で福島県警に告発したものの、東京地検に移送された直後に全員が不起訴処分となった。

 

 昨年7月には検察審査会が勝俣元会長ら3人を起訴相当とするなどの議決を行い、東京地検は再捜査を開始したが、期限は今年2月2日までとなっており、再び不起訴処分となる可能性が浮上している。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

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