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渡辺喜美前議員が不起訴 自民党・松島議員も

 解党したみんなの党の元代表で前回の衆院選に落選した渡辺喜美前議員が、化粧品大手のDHCの会長から8億円を借り入れていた問題で、東京地検特捜部は14日、渡辺氏を嫌疑不十分で不起訴処分とした。

 

 この問題では、8億円の借り入れがあったにもかかわらず渡辺氏の関係する政治団体の収支報告書に記載がなかったことを問題視されていたが、渡辺氏は個人的な借り入れであると主張していた。

 

 渡辺氏はブログで、これまで説明してきたことが「地検にも基本的に受入れていただいた」と述べている。

 

 なお、有権者に対してうちわを配布したことが有価物の供与であるとして、公職選挙法違反の疑いで告発されていた松島みどり前法務大臣も嫌疑不十分で不起訴処分となっている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by Asanagi (投稿者自身による作品) [CC0], via Wikimedia Commons