平成27年度予算案を閣議決定 社会保障費や防衛費が増加
政府は14日午前の臨時閣議で平成27年度の予算案を閣議決定した。一般会計の総額は過去最大の96兆3420億円となっている。
財務省の発表によると、予算案は「経済再生と財政再建の両立」の実現を目指すことを柱としており、「地方創生」や「女性が輝く社会の実現」、「国土強靭化の推進」、「外交予算の充実」などを中心に掲げている。
歳入は、税収が前年より約4兆5千億円増の54兆5千億円を見込んでおり、政府の借金となる公債は約37兆円で、公債依存度は38.3%となる。
社会保障費は3.3%増となる約31.5兆円で、歳出の32.7%を占める。防衛関係費は2%の増加となったが、科学技術振興費は3.9%、地方交付税は3.8%の削減となった。
(DAILY NOBORDER編集部)
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