経団連・榊原会長、一律2％のベア要求には応じない姿勢
経団連（日本経済団体連合会）の榊原定征会長は13日に記者会見を行い、平成27年度の政府予算案について「経済再生と財政健全化への強い意思を内外に示すものだ」として評価した。
また、今年の春闘での方針となる経営労働政策委員会報告を、20日に公表することを明らにした。
榊原会長は「経営側として今まで以上に一歩前へ踏み出した」と述べ、収益を上げた企業に対して賃上げに前向きに対応するよう求める方針を示したものの、連合が一律2％以上のベアを求める方針を示していることについては、業種業態によって状況が異なるとして、一律でのベアについては否定的な見解を述べている。
（DAILY NOBORDER編集部）
PHOTO by Estonian Foreign Ministry [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons
