3候補の訴え続く 共通公約は「格差是正」【民主党代表選】
後半戦に入った民主党代表選。13日は福岡市で候補者集会が開催された。
細野豪志氏は「過去と決別して新たな出発をする」として、「現実的な安全保障政策」「経済政策」「民主党がバラバラだという文化を克服すること」の3つを重要課題としてあげた。
岡田克也氏は「アベノミクスを頭から否定するのはよくない」として、是々非々で対応していくべきだとしたうえで「格差の是正」と「改革政党として蘇る」ことを公約に掲げ、「民主党の代表として戦う相手は安倍総理だ」と強調した。
長妻昭氏は「格差が限界まで拡大している」として、「若い人を潰しておいて何が成長だ」と述べるなど「格差是正」が最大の課題とした。また、古い役所文化を変えることや企業献金の禁止など、改革政党として再生することを訴えた。
新たな代表は18日の臨時党大会で選出される。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「民主党HP」より