佐賀県知事選で自公推薦候補敗れる 滋賀、沖縄に続く与党候補敗北
11日に投開票が行われた佐賀県知事選は、元総務官僚で農協から全面的な支援を受けた山口祥義氏が、自民党・公明党の推薦を受けた樋渡啓祐氏に約4万票の差をつけて当選した。
武雄市長としてトップダウンで改革を進めてきた樋渡氏に対しては、政府から菅官房長官が応援に入るなど政府・与党をあげて支援していた。しかし、地元は安倍政権が進める農協改革などへの反発から農協の全面的な支援のもと山口氏を擁立し、保守分裂選挙となっていた。
これで与党は昨年行われた滋賀、沖縄に続く県知事選での敗北となり、4月の地方統一選に向けて政策の見直しが行われるかが注目される。
(DAILY NOBORDER編集部)
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