岡田氏が暴露「細野氏は維新との合併を持ちかけていた」【民主党代表選】
民主党代表選の候補者討論会が8日、日本記者クラブの主催で行われた。
長妻昭氏は「格差が限界にきている」として適切な分配が必要であると強調し、細野豪志氏は東日本大震災が出馬のきっかけだったとして、「共生と多様性」が民主党にとって最も大きなテーマだと述べた。
岡田克也氏は政権交代可能な政治を20年訴え続けてきたとして、「野党第一党の民主党を立て直すために、働く人の立場に立つという原点に立って政策を行うことが必要だ」と述べている。
野党再編については、細野氏が「民主党が維新と合併するのは難しい」と述べたことに対し、岡田氏は「解散直前に、細野氏は長島氏らと共に衆議院だけでも維新と合併すべきだと私に言ってきた。その点を説明すべきだ」と暴露する一幕もあった。
これに対して細野氏は、「政治家同士クローズで話したことをこういう場で話すというのは残念だ」としたうえで、「維新が関西を切り離すという話もあり、中途半端に棲み分けるよりは、いろんな可能性を模索すべきだと思った」と反論している。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「民主党HP」より