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小保方不正確定なら理研は研究費問題をどうする?

 理研の下したSTAP細胞論文の不正判定について小保方さんが異議申し立てをしなかったことにより、論文の捏造や改ざんが確定したと報じられています。

 

 報道を見る限り、理研による真相解明や懲戒処分を含め、すでに小保方さんが退職しているので大したことはできないかのように伝えられ、まるで騒動の幕が引かれるかのようにも思えます。

 が、それで済まされる問題ではないでしょう。

 

 言うまでもなく何億円もの研究費を使い、そこで不正が行われていたわけです。

 理研そのものの責任が追及されてしかるべきなのは自明ですが、通常の企業なら不正を働いた者に対し捜査当局に背任容疑で告訴するところ。

 

 まあ、それもしないようですから、第三者の告発を受けて検察なり、警察が動く以外にないかもしれませんが。

 

(森功)<t>

写真 : 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
by KishujiRapid (投稿者自身による作品) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons