野党党首が会見 民主党・岡田氏は官邸の危機管理を問題視
第3次安倍政権が発足したことをうけ、野党各党の党首が会見を行った。
民主党の岡田克也代表代行は、「官邸を見ていて、この国の危機管理は大丈夫かという思いを強くした。官房副長官が職務を代行するからいいというのであれば、官房長官はそもそも官邸にいる必要がない」と述べ、選挙期間中に安倍首相と菅官房長官が共に応援演説で官邸を離れていたことを問題視した。
また、官房副長官による会見の代行を容認したメディアに対しても、報道の在り方として問題があるとの認識を示している。
維新の党の江田憲司代表は「反対のための反対はしないが、是々非々というと与党すり寄りといわれるので、いわない」と述べたうえで、「野党再編や政界再編にはシナリオはない。4月の統一地方選までは足場を固めていく」と述べ、勢力拡大に向け一人でも多くの候補者を擁立していく考えを示した。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「民主党HP」より