生活の党・小沢代表、放射能被害問題に改めて警鐘
生活の党の小沢一郎代表がTOKYO FMのニュース番組「TIME LINE」に出演した。これは、総選挙後初めてのメディア出演だった。
小沢氏は、福島県での放射能被害の問題に関する発言がバッシングを受けていることについて、「前に出たラジオで『もう危険はない、放射能の影響はない』といわれたが、『無害であるという根拠は何か』と聞いたら、役所がいうからそうだという。それを鵜呑みにして、そうじゃないという警鐘の意見をおかしいと攻撃する」と述べたうえで、「実際にガンが見つかっている。そういうことをメディアは全然報じない。チェルノブイリだって3、4年後経ってからずっと増えてきている」として、根拠もなく放射能は問題ないとするメディアの姿勢を批判した。
また、安倍首相については「個々の政策以上に、安倍さんの政治に対する思想が日本にとって危うい。戦前回帰的で戦後民主主義を否定するような考え方だ。アメリカ民主主義を否定していて、アメリカでも安倍内閣への不信感は大きくなっている」と強い危惧を示した。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「生活の党HP」より