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石原慎太郎氏、引退会見で橋下徹市長を絶賛

 石原慎太郎前衆議院議員が16日に行った引退会見で、盟友の橋下徹大阪市長について「彼は天才だ。今度も絶対出るべきだと思って前日まで何度も電話した。彼は彼なりの言い分があったが、とにかく国会で内閣を動かさないと大阪は変わらない」と述べ、大阪のためにも国政に出るべきだったとの認識を示した。

 

 橋下氏が首相になる可能性については、「私はあると思う。あんなに演説が上手い人はいない。あの人は若い時の田中角栄であり、例えは悪いが若い時のヒトラーだ。彼に該当する政治家だ。惜しいことをした」と述べ、中央に出てくるべき人材だと強調している。

 

 また、自らが都知事の後継に指名した猪瀬直樹氏については、「物書きのくせにあんなに数字に精通して数字の虚構を見破れる男は知らない。役人の嘘を見破るのも上手い。彼は一流のノンフィクション作家であり、そういうリサーチ能力もあった。東京にとっても惜しい人を失った」と述べた。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:次世代の党 公式YOUTUBEチャンネルより