下村大臣、入試改革を含む教育の抜本改革に強い意欲【文科省】
下村博文文部科学大臣は22日の中央教育審議会(中教審)の総会で入試改革が答申として出されることについて、16日の会見で「抜本的な入試改革案が答申として出されると思っている。これをいかに実行できるかが問われている。大学入試だけを変えても仕方がないので、同時に高校以下の学習指導要領の改革もしていき、抜本的な学習指導要領の改訂をその後の中教審で議論していく」と述べ、教育の抜本的な改革の実行に意欲を示した。
そのうえで、大学入試について「理想的な大学入学試験のための財源やセンター試験をどうするかなど、相当きめ細かなことを文部科学省がフォローアップして関係者と一緒にやっていかないと実現は難しいので、そこまで徹底してやっていく」と、入試改革に注力していく考えを示している。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:YOUTUBE「文部科学省動画チャンネル(mextchannel)」より