高浜原発3・4号機、再稼働へ大きく前進
原子力規制委員会は17日、関西電力高浜原発3・4号機について、新規制基準に適合しているとして審査書案をまとめた。
審査書案は18日から30日間にわたり科学的・技術的意見の募集を行い、正式に決定した後、地元の同意を得るなどの手続きを経て再稼働へ向かうことになる。
審査書案がまとまるのは、7月の川内原発に次ぐ2例目。政府は「原子力規制委員会が基準に適合していると判断した原発については再稼働を進めていく」との方針を繰り返し述べており、今後も玄海原発3・4号機など、審査が進んでいる原発で再稼働の動きが加速していく見込みとなっているものの、近隣自治体からは反発の声が相次いでいる。
(DAILY NOBORDER編集部)
PHOTO by 藤谷良秀 (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons