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自民党が野党大物候補の選挙区を狙い撃ち【衆院選】

 自民党の安倍晋三総裁は11日、維新の党の松野頼久代表代行の選挙区である熊本1区や、民主党の原口一博元総務大臣の選挙区である佐賀1区などで応援演説を行った。

 

 安倍総裁は、有効求人倍率が上昇したことなどを挙げて「雇用状況を改善した」と成果を強調したが、「アベノミクスを継続すれば賃金は上がっていく」「女性が輝く社会を作る」など、具体性のない主張も続けている。

 

 また、菅義偉官房長官も民主党の安住淳元財務大臣の選挙区である宮城第5区で応援演説を行うなど、首相や官房長官など党幹部が野党大物候補の選挙区を狙い撃ちして回る選挙戦を展開している。

 

 なお、安倍総裁は選挙戦最終日となる13日18時半からは民主党・海江田万里代表の選挙区である秋葉原で最終演説を行う予定でいる。

 

(文と写真:DAILY NOBORDER編集部)