望月環境相、COP20で「2050年までに温室効果ガス80%削減」
大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的とする気候変動枠組条約第20回締約国会議(COP20)及び、京都議定書第10回締約国会議が、1日から12日までペルーの首都リマで開催されている。
日本を代表して出席中の望月義夫環境大臣は、「IPCC第5次評価報告書の内容を重く受け止める」として、「我が国としても、2050年までに世界全体で50%減、先進国で80%減という目標を改めて掲げ、貢献してまいります」と述べた。
そのうえで、約束草案について「COPの決定、各国の動向や将来枠組みにかかわる議論の状況、エネルギーミックスにかかわる国内の検討状況等を踏まえて検討し、できるだけ早期に提出することを目指します」と述べ、温室効果ガスの削減に積極的な取り組みをしていくことを約束した。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「首相官邸HP」より