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最高裁、ヘイトスピーチへの賠償命令を確定

 特定の民族への差別をあおって街宣活動する、いわゆるヘイトスピーチによって授業を妨害されたとして、朝鮮学校が在日特権を許さない市民の会(在特会)を相手取り賠償請求などをしていた訴訟で、最高裁は在特会の上告を退けた。これにより、在特会に賠償などを命じた高裁判決が確定した。

 

 この裁判は、在特会が2009年12月から3回にわたり、京都朝鮮学園の周辺で低俗かつ卑劣なヘイトスピーチを行い、その動画をインターネットに公開したことに対して、教育環境を妨害されたとして学園側がヘイトスピーチの禁止と損害賠償を求めたもので、1審2審ともに「著しく侮辱的、差別的で違法」と認定し、学校周辺での街宣活動の禁止と、約1200万円の賠償を命じていた。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

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