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安倍首相がフェイスブック、報道圧力、健康の各問題に強気の回答

 1日の記者クラブ主催の党首討論で、安倍首相は最近疑問視された複数の問題について答えた。

 

 自身のFacebookが問題視されたことについて問われると、「個人のものは自分が書く場合と秘書が書く場合がある。なるべくFacebookでメディアを通さない生の声を届けようとしている。これは時代の変化だ。批判もあるが、これからもSNSを活用していきたい」と答えた。

 

 自民党によるテレビ局への報道圧力については、「まず、公平公正というのは当然のことだ。思い込みによって事実ではない報道をするところには、公平公正というのが刺さるのではないか。米国ではフェアネスドクトリンがテレビにはないので公平でなくてよいが、日本には放送法があるので米国とは全然違う」としたうえで、自身の指示によるものかとの問いには、「いちいち私は指示しない。党としての考えでやったのでは」と述べている。

 

 また、テレビ局の報道に対する疑念は93年のいわゆる椿事件に端を発するとして、「あれとは違う」と突っ込まれると、「あれとは違うというが、あれこそ問題だ」と語気を強めた。

 

 健康問題については「今までの生涯の中で一番健康だ」と答え、健康ぶりをアピールしている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

PHOTO by Rs1421 (Own work) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons