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民放労連が声明発表【自民党報道圧力問題】

 日本民間放送労働組合連合会は28日、自民党が在京キー局に対し報道圧力をかけたとする問題について「報道番組の具体的な表現手法にまで立ち入って事細かに要請することは前代未聞であり、許しがたい蛮行と言わざるを得ない」として、「露骨な報道への介入に対して、怒りをもって抗議する」という内容の声明を発表した。

 

 ネットメディア「弁護士ドットコム」は今回の問題を「NO BORDERがスクープして、それを各社が後追いした」と事実関係を初めて正確に報じたうえで、「もし最初のスクープがなければ、こうした文書の存在は世間にあまり知られず、大きな問題にならなかったかもしれません」というメディア法に詳しい上智大学の田島泰彦教授のコメントを掲載している。

 

 また、自民党は衆院選に際して日本外国特派員協会での記者会見を拒否していたことが明らかになった。

 

 自民党はノーボーダーの取材に対し、「担当者が不在のため、おこたえできません」としている。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

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