米ミズーリ州黒人少年射殺事件 白人警官不起訴で抗議デモ勃発
CNNなどの報道によると、8月にアメリカ・ミズーリ州ファーガソンで丸腰の黒人少年を白人警官が射殺した事件について、24日に行われた大陪審は白人警官を不起訴とする決定を下した。
大陪審は白人9人、黒人3人の陪審員で目撃者らの証言を聞き、判断したという。
事件発生後には黒人少年が射殺されたことへの抗議デモがファーガソンを中心に広がっていたが、今回の不起訴を受けて24日夜からデモ隊が暴徒化し、逮捕者も出ている。
25日には全米各地で抗議集会が開かれるなど、人種差別への抗議が広がっており、オバマ大統領も「暴力には弁明の余地はない」と声明を出している。
（DAILY NOBORDER編集部）
PHOTO by Debra Sweet [CC-BY-2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons
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