民主党がマニフェスト発表 復党や野党協力も進む【衆院選】
野党第一党の民主党は24日、衆院選に向けたマニフェストを発表し、「中間層の復活」を大きな柱に掲げた。
マニフェストでは、消費税の引き上げについては期限を設けずに引き上げを延期するとしたほか、集団的自衛権の行使容認への反対や、2030年代での原発ゼロや避難計画に際して国の責任を明確にしないままでの再稼働については反対するなど、与党との政策の違いを出している。
また、野党間での選挙協力も進んでいて、生活の党の鈴木克昌幹事長と小宮山泰子氏の復党を認め、公認候補として擁立することが明らかになった。
24日には新党大地と選挙協力が決定。鈴木宗男代表の長女で現職の鈴木貴子氏を北海道7区で民主党公認候補として擁立することや、北海道全選挙区で新党大地は候補者を出さずに民主党公認の全候補を推薦することが決まるなど、野党勢力の結集を急いでいる。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「民主党HP」より